☯️ DojoCon Japan 開催ガイドライン

本記事は、これまでの DojoCon Japan 実行委員長の方々を中心にまとめられた開催ガイドラインです。DojoCon Japan の開催に興味ある方にとってお役に立てば幸いです。

開催の頻度や名称について

1. 『DojoCon Japan』は１年に１回だけ、日本国内で開催すること
2. 日本国内では『DojoCon ◯◯◯』は『DojoCon Japan ▲▲▲▲』のみ使用すること
   • ※ ▲ : 開催年の西暦（2016, 2017, 2018）
3. 単独開催であること（他のイベントと並列開催ではないこと）

開催場所について

1. 開催地は日本国内であればどこでも開催ができること
2. 全国規模のカンファレンスとすること
3. 全国のチャンピオンやメンターが参加ができる会場などを選定すること（200名以上の参加が出来るところが理想）
4. 開催場所はCoderDojoにふさわしい場所にすること

費用について

1. 本編への参加費用は無料とすること

実行委員について

1. 実施にあたっては実行委員会を構成すること
2. 実行委員は最低３名以上のメンバーで構成すること
3. 実行委員長はCoderDojoのチャンピオンであること

開催の申請について

1. 開催にあたっては『DojoCon Japan 設立サポートチーム』を窓口に調整をする
   • 📝 窓口の連絡先は一般公開されていません。ご興味あれば info@coderdojo.jp までお問い合わせください。

参考情報：プロポーサルの要件（本家）

DojoCon Japan の要件ではありせんが、以下に DojoCon (本家) の要件も記載しておきます。開催にあたってこちらもご参考にして頂けると幸いです。

⚠️ 注釈: 下記は翻訳当時の内容となります。最新版のポリシーは『DojoCon Handbook』をご参照ください。

Event Outline（イベント概要）

• イベントについての明確なアプローチがあるか
  • イベントのゴール、目的、アイデアを説明できる良い内容の紹介文があるか。
• 強力且つ他にはないテーマがあるか
  • イベントを通してのテーマ、例えば”Creative Coder”といったようなテーマがあるか
  • そのメインテーマに関連性のあるワークショップや講演があるか
  • コミュニティと外部のスピーカーの両方を惹きつけ、参加させ、さらに取り込む力強いプロポーザルがあるか
  • その概要がコミュニティ内の関心と参加を促すか。ターゲットは300人のCoderDojoボランティアの会場参加を集めること、さらにオンラインの参加も追加で可能にすることである。

Geographic Locations（立地）

• 会場は国内外の参加者にとってアクセスし易い場所にあるか
  • 空港からの公共交通機関等を考慮
  • 経済的に考えてもアクセスし易い場所にあるか（例えば手頃な価格の宿泊施設が適当数あるとか、割安なレートを適用できるとか）
• 当イベントにポジティブまたはネガティブに作用する可能性のある同時開催のイベントがあるか。
  • 何かのイベントと並列で開催されたり、その一部として開催されるのではなく、単独開催が理想的。

Propsed Event Format and Timetable（提案のイベント形式と予定表）

• 提案するイベントには、発表予定のスピーカーのリストがあるか
  • クリエイティブで人の心を動かすスピーカーか
• 推奨するイベントのテーマがあるか
  • イベント形式と予定表はテーマの内容と一致するか
• イベント形式には変化が含まれるか
  • その形式はクリエイティブまたは前回までのイベントとは異なるか。ターゲットとなる参加者にアピールできる点は何か
• スピーチ、ワークショップ、パネルディスカッション等、良い感じに混ざっているか。

Organizing Team（運営チーム）

• 提案者の主催者Dojoは、コアとなる運営委員を形成しているか
  • 運営委員はイベントを主催をサポートするにあたって、必要な追加のリソースに適切にアクセスできるか。
  • その運営委員チームは、役員コミュニティを代表するか。
  • そのチームは、イベントの準備と運営を支援するため外部スポンサーまたは／およびリソースのサポートを検討したことがあるか
• 代表者となるリーダーを含め、チーム構成がはっきりしているか
  • イベントの主催に求められるスキルと特性をチームは備えているか。

Event Set-up Venue & Tech Specification（イベント会場と設備環境）

• 会場はCoderDojoに相応しい場所か？
  • 会場の定員は何名か
  • 2016年のDojoConは、300名のターゲット参加者を想定していて、追加であと100名ほど入れる場所
  • ”Cool”な場所か
  • 会場にはWifi、プロジェクター等の設備があるか
  • ワークショップ用の小会議室はあるか
  • 参加者の宿泊施設があるか
• イベントの観点からその他ポジティブな要素はあるか

Finance and Sponsorship（資金とスポンサー）

• 本提案には必要経費が検討されているか
  • 例）イベント運営、ケータリング、機器操作、音声機器などなど
  • 本件の提案には、海外のコミュニティメンバーまたはスピーカーへの旅費を検討するようお願いしている。
• 本提案は資金援助先について検討されているか
  • 既に資金援助先があるか
    • もしなければ、ほかに現実的などのような案があるのか
  • サポートしてくれる近辺のテック系企業はあるか
    • この機会に興味を持つ可能性のあるDojoのスポンサーがいるか

Overall Impression（全般的な印象）

1. チームがどれだけ準備できているようであるか
2. （提案者が）強力かつポジティブにCoderDojoコミュニティーを代表する
3. カンファレンスを運営するためのサポートを持っているように思えるか
4. （提案者が）イベント設営のあらゆる側面を検討済みであるか
5. カンファレンスがDojoConの在り方をさらに成長させる革新的なアイデアがあるか。

関連リンク

• DojoCon Handbook
• DojoCon Japan - CoderDojo Conference